味はいいのですが形が不揃いのウインナー達

手作りクッキング

私の仲間には料理の上手な方が多いのです。それに触発されて美味しいウインナーの手作りに挑戦してみます。 今までに頂いた手作りウインナーの美味しいのったらありません。市販の物とはひと味違います。 自分の作った物には愛着がありますし、作る過程が面白いのです。今回は初めてなので参考書の レシピ通り作りますが、ここをこう変えたら面白いのではとか、こんなもの入れたらいい味でるかもとか、 新しい料理の発想が広がります。

準備する物

1. スタッファー（ソーセージメーカー）
   
2. ステンレスバット、ボール
   
3. 大鍋
   
4. 温度計
   
5. 計量はかり
   

スタッファーはひき肉を腸に詰める道具です。３０００円程度。

材料

1. 豚ひき肉１キログラム（赤身７、脂３の割合）肩肉なんかが適しています。
   
2. 羊の腸（塩漬けで売られています）
   
3. 氷水５０ｃｃ
   
4. 卵１個
   
5. 牛乳少々
   
6. スパイス
   

   塩１６〜１７グラム、砂糖６グラム、白コショウ３グラム、
   オニオンパウダー２．５グラム（またはおろしタマネギ２０グラム）、
   ジンジャーパウダー２グラム（またはおろしショウガ７グラム）、
   ガーリックパウダー１グラム（またはおろしニンニク５グラム）、 ナツメグ１グラム、ローレル１グラム、刻みパセリ少々
   

スタッファーにセットした羊腸

作り方

1. 羊腸は塩漬けで売られていますので使う３０分ほど前から水につけて塩抜きしておく。
   
2. スパイス、調味料は事前に合わせておく。
   
3. ボウルかバットにひき肉をあけ、氷水、つなぎの役目をする卵、牛乳、スパイス、刻みパセリを入れて粘りが出るまでこねる。 肉の温度を上げずに素早く、しっかりと混ぜる。
   
4. スタッファーのノズルの先に羊腸をセットし、羊腸の反対側の端は結んでおく。
   
5. スタッファーに空気を入れないように肉を詰める。
   
6. スタッファーから羊腸にどんどん肉を詰めていく。
   
7. できるだけ硬く詰めるとぱりっとして美味しいが硬すぎると羊腸が破れてしまいます。
   
8. この作業の間中、羊腸に水をかけ乾燥しないようにする。
   
9. 詰め終わり、羊腸の端を結ぶと長いウインナーができる。これを適当な長さに形を整えていく。
   
10. 長いウインナーの真ん中をねじって二つに分け、ねじり目を持ってぶら下げ上から７−８センチのところで二本一緒にねじり、 輪を作る。この中にぶら下がったうちの一本を通す。同様にこの作業を繰り返すと二本づつのウインナーがつながった輪のチェーンができる。
    
11. 羊腸の中に入った空気は小さな針で空気を抜いておく。
    
12. 大きな深い鍋にお湯を沸かし、７５度くらいにしておく。その中にできあがったウインナーを入れて２０分間ゆでる。
    
13. あまり高い温度のお湯でゆでると脂が溶け、味が落ちる。
    
14. ゆであがったらマスタードをつけてどうぞ。

混ぜ合わせたひき肉

できていくウインナー

ゆでる前のウインナー

作業のポイント

1. ひき肉をフードプロッセッサーで細かくしておいた方が仕上がりがよい。今回は手元にフードプロッセッサーがなかったので使用しなかった。
   
2. 好みのハーブやスパイスを加えればもっとオリジナリティーの高いものができる。
   
3. ひき肉を混ぜるとき、時間がかかりすぎると手の温度で肉の脂が溶けたり、雑菌が増殖したりします。
   
4. スタッファーのノズルに羊腸をセットするとき、入りにくいようなら羊腸にサラダ油を一滴つけてみて下さい。滑りが良くなってうまく行くと思います。
   
5. できたウインナーをスモークするともっと美味しくなります。