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| さあ、いよいよ出産です。前夜から体温も下がり、出産が近いことはわかっておりました。
落ち着きがなく不安そうな表情で一夜を明かしたシェラでした。
予定通り１１月７日早朝から陣痛が起こりましたが、陣痛の強さが微弱で強く力むことができません。
午前８時半頃、Ｍ先生に来て頂き診察してもらいましたが結局、自力で生むことができませんでした。
約３時間頑張りましたがだんだんシェラも疲れてきますし、お腹の子供も心配です。うーん、残念ですが
今回は帝王切開となってしまいました。 １０時３０分、待望の赤ちゃん誕生！！ ３２０グラムの女の子と３００グラムの男の子、元気に産声を上げました。思っていたより大きくて ハムスターみたいです。実際、もっと多頭数の時は２００グラム台のようです。 シェラの体重は出産前日１４．４キログラム、出産後の体重は１３．４キログラムでした。 シェラのおなかは１５センチほど切ってあり、痛々しいですが麻酔から覚めるとすっかり「おかあさん」していました。 出産には最初から最後まで立ち会いましたが、素人のシェラパパにはまったく生命の神秘をかいま見たような 気分でした。お世話になったＭ先生、ありがとうございました。 |
出産直後のシェラとパピー
| メス（♀） | オス（♂） | |
| 出産直後 | ３２０ｇ | ３００ｇ |
| ７日夜 | ３１０ｇ | ２９０ｇ |
| ８日昼 | ３１０ｇ | ３３０ｇ |
| ８日夜 | ３２０ｇ | ３３５ｇ |
| ９日昼 | ３５０ｇ | ３５０ｇ |
| ９日夜 | ３６０ｇ | ３６０ｇ |
| 小さな子供たちを見ていると本当に可愛いですね。いくら眺めていても見飽きません。シェラも親の役割を 忠実に本能のままつとめています。人間の社会で大人になりきれず子供が子供を育てているような風潮が見られる中で、 犬の社会では原始的だとは言え明らかに自然に本来の営みが行われることに感動してしまいます。 我々の本来の生活を見つめ直すいい機会になりました。 |