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姫路の北３０ｋｍに位置する夢前町にある関西きってのクライミングゲレンデとして古くから知られている。また、新潟の「弥彦山」、福岡の「英彦山」とともに日本三彦山のひとつに数えられている。 この山は私にとっても思い出深い山で山登りを始めた頃に叔父に連れていってもらった印象深い山です。それから時は経ってもう幾度となく登り、家からも近いため、思い立ってすぐ登れる山ベスト ワンの山なのです。

ＪＲ姫路駅から神姫バスで約１時間１５分ほど。自家用車で行かれる方は姫路から県道６７号線を一路北へ夢前町役場前を通り、山の内方面へは一本道です。雪彦山の看板をめがけて突き当たり に駐車場があります。その奥に入山届けを出す小さな小屋があり、そこから左手に山道へと入っていきます。植林帯を抜け、出雲岩というテラス状の展望台からは山麓の賀野神社や駐車場が一望に見渡せる。 その後すぐに背割り岩のひとりがやっとすり抜けられる隙間を通り、馬の背を越え、大天井岳の頂上に到着する。ここには祠があり、周囲の展望は申し分ない。ここまで駐車場から約２時間の行程です。

下りは来た道を引き返すも良し。西北方向に下る急斜面の道があるのでそちらから本来の雪彦山へは尾根道を進む。途中から道が二つに分かれていて右手に進むと鎖場を経て沢におり虹の滝方面に下る。

山麓から見上げるとせり上がるような一枚岩のクライミングゲレンデが一望に見られロッククライミングのメッカとしての歴史を感じる。