2004年北から南から 「HANAMI TOUR」Relay on web 桜前線ただいま北上中

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   この大イトザクラは昭和58年に兵庫県から県指定文化財に指定された古木です。佐用郡南光町にある光福寺というお寺の庭にあります。残念ながら当日（4月4日）は小雨であいにくのお天気でした。

   よいお天気ならば青空に映えた小さなピンクのお花が綺麗だったでしょうね。（残念）それでもたくさんのカメラマンがこの古木のけなげな花びらをカメラに納めるために来られていました。

   このしだれ桜は播磨地方随一の古木として古くから知られています。根回りは8ｍ、高さは13ｍ、推定樹齢約300年と考えられ、イトザクラとしては非常に珍しい大木です。

	満開には少しだけ早いのですが、美しく壮観な姿を見せてくれました。
	垂れ下がる枝からこぼれる小さな花びらがかわいい、きっとこの小さな花びらは300年の重みなんでしょう。その気品あふれる花びらは古木の象徴なのでしょう。
	さすがに先端の枝が少し枯れていて痛々しい古木独特の雰囲気があります。
しだれ桜独特のこの枝振り。長くのびた枝先にもびっしりと可憐な花を付けています。滝のような樹形もとても美しい。
	細い枝先にこのようにいっぱい花を付けています。柔らかく伸びた枝先は少しエロチックでさえあります。