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◆子犬の1年
子犬にとっての1年とは、人に当てはめてみると、何と人の18〜20年に相当するのです。
1年位はアッという間に過ぎてしまうものですよね!
だから子犬を家族に迎え入れたら、最初の1年、いやいや半年が勝負時なのです。
半年で人の15〜16歳位になってしまうようです。身体はほぼ大人に近づきますが、
精神的にはまだまだ子供の部分が強く残っているのです。
犬の発育過程をもう少し詳しく、専門的に解説すると、
- 新生児期・・・・・生後0〜2週齢
- 移行期・・・・・・生後2〜3週齢
- 社会化期・・・・・生後3〜12、14週齢
- 若年期・・・・・・生後12、14週齢〜性成熟まで(6〜10ヶ月)
- 成熟期・・・・・・性成熟以降
こんなふうに分けられるそうです。
母親と離れる理想的な時期としては生後7〜8週齢という有力な説があります。
わたしはそれを信じています。
子犬を家族に迎え入れるのは生後7〜8週齢にしましょう!!
その時期は子犬にとって「社会化期」まっただ中なのです。大変重要な時期。
社会化期の子犬にとって必要なこと、やっておくべきこととは・・・
- 犬同士のコミュニケーションが最も重要
- 離乳(3週齢)する頃から母犬だけでなく他の成犬との接触も必要
- 兄弟犬同士でじゃれあいながら咬みつきの抑制を学ぶ
- 社会的な遊びを通して上下関係やコミュニケーションの仕方を学ぶ
- 犬同士、人間、他の動物との交流も
- トイレの習慣化(7〜8週齢から)
- 多様な外見の人に慣れること(老若男女、帽子、メガネ、ひげ・・・)
- 物理的刺激に慣れること(車、バイク、階段、ブラッシング、診察台・・・)
などいろいろあるのです。
だから子犬にとって最初の半年は、人とうまく社会生活をやっていけるかどうかの分かれ道と言える程大切な、重要な半年なのです!!!
「まだまだ寄り道1」はこのへんで、次回は「まだまだ寄り道2」に続く・・・
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